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お父さんは15通目の手紙で君にこう伝えた。
“今まで世の中になかった商品はリスクが高い商品だ。だから資本力のない君は、手を出してはいけない。つまり君は、君自身の力で、大きな波をおこしてはいけないと。”
ここまでは理解できたかい?
それじゃ資本力のない君が起業する場合どうするとよいのか?
その答えは簡単。
大きな波に乗っちゃえばいいんだ。
資本力のある大企業は、何百万、何千万、時には何億円と宣伝に費用をかけ大きな波をおこしてくれる。
君はいち早くその波を察知して、その波に乗っちゃえばいいだけの話だ。
どうだろう。ちょっと分かりにくいかな?
それじゃ携帯電話を例に話をしてみよう。
君はある日、あることがきっかけで、携帯電話という画期的な商品を思いついた。
しかし勢い余ってメーカーになろうなどと思ってはいけない。
その役目は莫大な費用を投入できる大企業に任せておく。
君はというとその携帯電話の販売を取り次ぐ、ショップ経営にいち早く進出する。
これが波に乗るということだ。
せっかく誰よりも早く画期的な商品やサービスを思いついたのに、もったいないと思ったかもしれない。
その時はそのアイデアそのものを大企業に売り込もう。
話をまとめてみよう。
君は日ごろから、新聞、雑誌、テレビ、インターネット、人脈と色々なところにアンテナを張り巡らせておく。
そしてどこかで大きな波がおきるのをいち早く察知し、その波に乗るか、乗らないかを判断する。
これが君の仕事だ。
君がいくら良い波に乗っても、その波はいずれ小さな波になる。
その時はまた大きな波に乗り換えるといいだけの話。
君は常に最小限のリスクで、ビジネス展開が出来る。
会社は変わることを恐れてはいけない。
どうだろう、理解できたかな?
これは、とても大切なことだから覚えておいて欲しいとお父さんは思う。
今日も一日に感謝。
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