fbpx

【8通目の手紙】軌道にのるにはロケットスタートが肝心

君は大きくなったら、会社に勤め組織の中で力を発揮するタイプだろうか。
それとも会社を設立し、無き道を切り開いていくタイプだろうか。

もし君が会社を設立する後者のタイプであれば、今日の手紙はとても重要だ。

会社を設立つまり独立したら1日もはやく、実行すべきことがある。
それは会社を軌道にのせること。
すなわち利益を確保することだ。

「なんだそんなことか。当たり前じゃないか」と思うかもしれない。
しかし現実はその当たり前のことが出来ないんだ。

実はお父さんがそれで失敗したからよく分かる。
お父さんは平成14年に独立したけど、会社が軌道にのるまでに1年と半年もかかってしまった。

失敗した原因は「コツコツと地道にやればいつかは軌道にのれる」と思い込んでいたから。

「会社を設立したら、1期目、2期目くらいまでは皆さん赤字ですよ」

独立当初、こんなことをある方から助言いただいたことがある。
その人はお父さんを安心させるため、親切心で言われたのだろうけど、君はこの助言をまともに受けてはいけない。

お父さんの場合、資金が底をつきかけ崖っぷちに立ってやっと“地道にやっても軌道にのれない”と言うことに気がついた。

何度かもうダメだと思ったこともあったが、運の後押しもありどうにか軌道にのれた。
今思えば大切な時間と貴重なお金をムダに使ってしまった。
これも授業料と思い、今後の肥やしにするしかない。

分かりやすく例えるなら、飛行機が離陸するときを想像してごらん。
飛行機は長い滑走路を一気に加速し離陸するだろう。
この瞬間が一番燃料を使うんだ。

会社もそれと同じで、ロケットスタートで一気に加速しないと、離陸できない。
そしてうまく気流(軌道)にのせさえすれば、とりあえずひと安心。
その後はそんなに燃料を使わなくても、風力でどんどん浮上し業績は上がっていく。

重要なのでもう一度言う。
軌道にのせるには、ロケットスタートで一気に加速する事が肝心だ。
加速に失敗し離陸時間が長引けば長引くほど、軌道にのれる可能性は低くなっていく。

なぜなら燃料、つまり資金が垂れ流されるからだ。
君が将来独立することがあれば、必ずこの手紙を覚えていて欲しい。

今日も一日に感謝。

コメントや質問はお気軽にどうぞ。
大変打たれ弱いため批判はご遠慮下さいね。

過去の投稿はこちらです。

flight sky earth space

Photo by Pixabay on Pexels.com

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。