お父さんはいくつかのホームページを運営している。
実はそのうちの1つの「アルバイトの達人」を8月31日で閉鎖することにした。
理由は採算が合わないから。
「アルバイトの達人」とは福岡県に特化したアルバイト情報サイト。
今から4年前の2002年6月にオープンした。
アルバイトを探している人のために、職場の雰囲気を写真で紹介しているのが特徴だ。
カメラを持って天神地区を自転車で走り回り取材をした。
とても思い入れが強いサイトだっただけに残念だ。
しかし情に流されて、ずるずると運営するのは経営上よくない。
社長業は撤退を判断するのも重要な仕事だ。
悔しいが思い切って閉鎖することにしたんだ。
しかし今回の失敗により、ホームページの運営において、とても重要なことを1つ学んだ。
本当に重要なことだから覚えておくように。
それは「ホームページの運営はエリアを絞ってはいけない」ということ。
このことはランチェスターの法則からすると反している。
ランチェスターの法則では「商品を絞れ、エリアを絞れ」だが、ことホームページの運営においては「商品を絞れ、エリアを広げろ」となるようだ。
つまり「アルバイトの達人」の敗因は、福岡県という地域に特化したためアクセス数が伸びず、軌道にのらなかった。ということだ。
いくらインターネット人口が増えたとはいえ、地方都市ではまだまだ利用者が少ないのが現状だ。
君たちが大人になっているころには、インターネット人口も増え地方都市だけでも十分採算があうようになっていると思う。
それまでは「商品を絞れ、エリアを広げろ」は変わらないはずだ。
このことを忘れないで欲しい。
今日も一日に感謝。
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