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昨日お父さんとお母さんは、某デパートで開催中の「北海道物産展」に行った。
それは1業者に1坪くらいのスペースが割り当てられ、北海道の特産物を販売するイベント。
その業者さんの数、30くらいはあったと思う。
人ごみを避けるため午前中に行ったが、それでもかなりの人が来ていた。
チラシには第3回目と書いてあったから、毎年行われる人気があるイベントなんだろうね。
美味しいものも食べれたし、お母さんと2人とっても楽しめたよ。
さてその「北海道物産展」での話。
中には人気のあるブースと、そうでないブースがあった。
つまり集客が出来ているブースと、出来ていないブース。
集客の出来ているブースは、その周りに3重も4重も人が集まっているのに、そうでないブースは閑古鳥状態。
その違いはいったい何だと思うかい。
「販売している商品? 値段?…」
いいや、違うね。
その答えは「にぎやかさ」
あきらかににぎやかさが違っていた。
つまりこういうこと。
人気のあるブースはまず試食で人を集め、軽快な口上で盛り上げて販売している。
お客様は思わずその勢いで買ってしまう。
その活気でお客様がさらに寄ってくるからまた売れる。
逆にそうでないブースは、にぎやかさを感じない。
だからお客様は立ち止まらず、素通りする人が多い。
お父さんがいつも言っている「商品で売るな、売り方で売れ」とは、まさにこの事。
人気のあるブースは「にぎやかさ」という演出(売り方)で売っている。
おそらくこの会社は、カニでもイクラでもとうもろこしでも、何でも売ってしまうだろうね。
商品に頼ってないからまったくの不況知らず。怖いものは何も無い。
一方そうでないブースは、商品で売ろうとしている。
それはその商品のライフサイクルに、会社の身を委ねるようなものだ。
あまりにも危険すぎるよ。
だからお父さんはしつこいくらい何回でも言う。
「商品で売るな、売り方で売れ」
商売人なら商品に頼らず、売り方で売ろう。
そこに商売の面白さがある。
知恵を絞って売り方を考えよう。
今日も一日に感謝。
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