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【36通目の手紙】集客のポイントはにぎやかさ

woman carrying baby at beach during sunset

Photo by Pixabay on Pexels.com

前回の手紙では「にぎやかさ」の演出で商品を売る話をした。

今日はその部分をもう少し詳しく書きたいと思う。

さてキミは行列や人だかりがあると気にならないかい?

お父さんは行列や人だかりを見つけると気になって仕方ないんだ。

「今からいったい何があるんですか?」と並んでいる人に尋ねることもあるくらいだ。(笑)

なぜ人は行列や人だかりに興味を示すんだろうね。

「心理マーケティングの技術」(重田 修治著)には次のように書かれている。

人は、にぎわいを見ると、自然とそこに吸い寄せられます。

行列や人だかりがあると「そこに何かいいものがあるかもしれない」と足がそちらに向いてしまうのです。

とくに自分と同じ立場の人々の行動には影響を受けます。

無意識のうちに自分と同じような人々の行動は正しいはずだと考え、そして同じ行動をとる人の数が多ければ多いほど、自分もその行動をとりたくなるのです。

つまり「にぎやかさ」には、集客のパワーがあるんだ。

そう考えるといくつか思い当たるふしがあるよね。

ファミリーレストランは、外から見えるように窓際から席を案内する。

デパートのバーゲンセールは、入場数を制限してあえて行列をつくる。

これらはみんな作られた演出。

にぎやかさを演出してさらに集客しようとしているんだ。

ちなみにファミリーレストランは忙しい時間帯になると、先ほどとは逆で、先に窓際より遠い場所の席を案内するらしい。

これは外から見たとき「まだ席は空いていますよ。どうぞお越し下さい」という演出だと聞いたことがある。

実はこの考え方は、広告チラシにも使えるんだ。

例えばラーメン屋さんの広告。

ラーメン屋さんの広告といえば、ラーメンそのものの写真を使いがちだ。

お父さんならそうじゃなく、そのラーメンを食べようと長蛇の列をつくって並んでいるお客様の写真を使うね。

その方が「並んででも食べるほどのラーメンを、私も食べてみたい」と思うはずだから。

講演を聞く人を広告チラシで集める場合もそう。

有名人であればまだしも、そうでない場合は、講演者の顔写真をのせてもあまり意味がない。

それよりもその講演を聞こうと集まった人々の写真の方が、よっぽど興味を引くはず。

要するに人だかりや行列そのものの写真が、さらに人々を引き寄せるんだね。

これは行動しようかどうかと迷っている人にとっても有効だよ。

なぜなら、にぎやかさが不安を取り除く決め手になるから。

集客のポイントは「にぎやかさ」。

覚えておくといいよ。

今日も一日に感謝

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